インカムゲインとキャピタルゲインとは、意味とそれぞれの違いを解説


インカムゲインとは、資産を保有することによって得られる収入をいいます。
例えば、有価証券(株式、債券)の配当および利子収入等です。

インカムゲインに対し、キャピタルゲインとは、有価証券や土地などの資産の売買によって得られる差益のことをいいます。
例えば、株価30万円で購入した株式が、35万円になったときに売却した場合、差額5万円がキャピタルゲインになります。
同様に、土地を買った場合でも、土地の価格が上昇し、買った時よりも高い値段で売れればキャピタルゲインが得られます。


キャピタルゲインを狙う投資では、購入した資産の価格が上昇すれば利益が得られますが、逆に価格が下がれば損失が出るため、リスクがあります。

個人の投資化がキャピタルゲインを狙って行う投資で多いのは「株式投資」です。
大もうけしたという話も多く聞きますが、その一方で破産した、というような話も多くあるのは知っている人も多いでしょう。
このように、売却によって損失が出たときはキャピタルロスといいます。

一方、インカムゲインは、資産運用に際して、ある資産を保有することで安定的・継続的に受け取ることのできる現金収入のことを指しますので、リスクは少なくなっています。

なら、インカムゲインはいいことだけか、というとそうとは限らず、インカムゲインを狙った投資では大きな儲けを得ることは難しくなっています。
ここでいう大きな儲けとは、投資資産に対しての割合で、インカムゲインを狙ったリスクの少ない投資では、低金利の現代では年利何10%というような利益は難しく、逆にキャピタルゲインを狙ったリスクのある投資では、年利何10%という利益が可能なわけです。

世の資産家といわれる大きな資産を持っている人たちは、年利数%でも何億も投資していれば、それだけで贅沢な暮らしができるような利益が安定的に得られるわけです。
逆に貧乏な生活をしていた人が投資によって大金持ちになった、というようなケースではリスクをとってキャピタルゲインを得たと考えられます。


また、中長期で株式投資やFXの投資をする人にはインカムゲイン、キャピタルゲイン、両方を期待している人も多いでしょう。
株式投資の場合は配当や株主優待がインカムゲインとなり、FXではスワップポイントがインカムゲインとなります。
FXでは短期売買をする人も多いですが、外貨預金では、サービスの性質上、キャピタルゲインよりもインカムゲインを期
待して投資する人が多いでしょう。
また、銀行に預けて得られる利子もインカムゲインですが、現在、日本では超低金利なため、銀行の利子を期待してお金を預けている人はほぼいないでしょう。
ただ、定期預金や個人向け国債の保有では、わずかながら利子が増えるため資産が多ければ投資対象として考えられるかもしれません。

また、初期投資は大きくなりますが、土地と建物を購入しての家賃収入もインカムゲインになります。

インカムゲインの特徴をまとめると下記のようになります。

・資産を保有しているだけで収入が入ってくる
・定期的な収入源である
・得られる収入は少額である
・安全性の高い投資である
・投資元金が多くないとあまり利益が期待できない

キャピタルゲインの特徴をまとめると下記のようになります。

・資産を売買すると利益が発生する
・売却益を常に狙えるわけではない
・大きなリターンは期待できるが、その分リスクも大きい
・短期間の譲渡の場合、不動産のような金額が大きい売買では税負担が大きい
・小額の元金から大金持ちになる可能性を秘めている


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